| 荒野へ (集英社文庫) ジョン クラカワー |
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定価:¥ 700 (税込み) 価格:¥ 700 (税込み) メーカー:集英社 著者:ジョン クラカワー
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ユーズド価格:¥ 650~ (税込み)
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こちらもお勧め
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ユーザーレビュー ストイックな生き方 (2008-12-27)
頭でっかちで視野の狭い若者の早過ぎる死。準備不足で大自然に旅立った、未熟者の末路。家族のことや周りの人の迷惑を考えない、自分勝手な旅。色々と疑問に感じることの多かった本書ですが、読み終わってみて、これがノンフィクションで有ることを思い出す。本書の主人公『クリス』のように、ストイックなまでに自分の人生哲学を追い求め、極限まで自分を追い込み、命を賭けるまで一生懸命になれるものが自分にあるだろうか・・・。リアルタイムでそんな人物がいたことに、人生というものを考えさせられる一冊であることは間違いありません。 |
アラスカの地へ (2008-10-27)
実話に基づく話はとても興味が惹かれます。クリス・マッカンドレスはまだ若き青年であり、チャレンジ精神旺盛な若者であったことは言うまでもありませんが、私が驚いたのはクリスは本当に自由な場所を求めてアラスカの地へ辿り着いたにもかかわらず、日記にはアラスカの事よりもその日捕まえた食糧の事のほうが詳細に書かれていたことです。クリスと同様私たちも日々不本意な出来事に遭遇したり、人々の争い事に巻き込まれたりと煩わしさを感じることがありますが、もし万が一私がアラスカへ行って土地が与えてくれる食糧で生きていかなければいけないとしたら、喜怒哀楽を感じる前に毎日の食糧確保に一喜一憂する毎日を送っていると思います。アラスカでのクリスの日記の内容が、食糧の事が大半だったことに頷けます。 |
リアルな自分探し…ではない (2008-10-24)
この作品…読むタイミングを逃していましたずっと心のどこかに引っ掛かっていた作品です多くの人に読まれ…賛否両論あったこのノンフィクションが一体どういう風に自分の心に響くのか…内容は一行で書けます「恵まれた世界で育った青年が、何もかも捨てアメリカを2年間放浪し、アラスカで死んだという実話」それだけです本当にそれだけなのですだからこの青年をナルシストや無謀な若僧と非難した人逆に彼は現代のヒーロだと賞賛した人さまざまなのですしかしこのリアルな世界は妄想と違って人々の胸に深く刺さりますそう…みんな刺さったのですその傷を「イタイイタイ」と叫ぶ人その傷を「生きた勲章だ」と思う人その傷を「何ともないよ」と感じる人みんな感じ方が違います男性と女性でも感じ方は違うでしょうそれでいいのですわたしが残念に思ったのは彼はこの旅でひとつだけミスをします自分では気付かないミスですあと少しだけの知識があれば彼はまだ旅を続けていたかもしれませんそうすれば、この本は自身の手で書かれ優秀なノンフィクションライターとして賞賛されていたでしょうひとつ言っておく事があるとすればよくある「自分探しの旅」ではないという事です彼は自分を分った上で自分のすべてを開き自分の居場所を求めに行ったのです最終的には自分を捨てる旅になってしまったのですが彼は満足だったと思います映画化になったこの作品、先に本を読んで正解でした最後にわたしが一番心に残った一文を記しておきます彼が最期を迎える事になった荒野(アラスカ)へ踏み入る前の記述です「半分しか入っていないバックパックの中身で 一番重いのは…本だった」 |