不満げなロスが“彼は兄弟みたいなものだよ……父さんの”とコメントする家族の友人、トム・セレック演じるドクター・リチャード・バークが登場し(そしてほろ苦いシーズン・ファイナルでは退出するのだが)、モニカ(コートニー・コックス)の恋人となる。ジョーイ (マット・ルブランク)は短いながらも『愛の病院日誌』のドクター・ドレイク・ラモレーとして成功をつかみ、引っ越していく(“僕らはバートとアーニーじゃないのさ”と、彼はルームメイトのチャンドラーに言う)。のちにエミー賞に輝くリサ・クドロー最高のシーズンはまだこれからやってくるが、フィビーとして彼女はもっとも記憶に残るサイド・ストーリーをいくつか残している。それまで避けていた悲しい映画の結末を知ってショックを受け(「おとぎ話のウソ」)、進化論についてロスと論議をして(「迷惑な遺産相続」)、マッサージ台で死亡した年配女性との交信をおこなう(「レズビアン・ウェディング」)。賞賛すべきは、無名のローレン・トムだ。ロスとレイチェルの間に挟まれる女という有り難くない役だが、とてもチャーミングで愛らしい。アダム・ゴールドバーグもチャンドラーの新しい“サイコな”ルームメイトとして3つのエピソードで大きな印象を残した。本作の有名な脱落には、それぞれのエピソードのためのチャプター・ストップが含まれているが、エー、コホン、キャストからのコメントなどは特典にないのだろうか?(Donald Liebenson, Amazon.com)